光がん免疫治療法
光がん免疫治療法自由診療
このようなお悩みはありませんか?
- 手術や抗がん剤以外の
治療法も検討したい - できるだけ身体への負担が
少ない治療を受けたい - 免疫の働きを活用した治療に
興味がある
がん治療にはさまざまな選択肢があります。当院では、IR-783という色素を使い、がん細胞に作用するとともに体内の免疫反応の誘導が期待されている「光がん免疫治療法」を提供しています。
がん治療法でお悩みの方、標準治療以外の選択肢を広げたい方は、一度ご相談ください。
光がん免疫治療法とは
光がん免疫治療法は、がん細胞に結合する物質と、その物質が反応する波長のレーザーとを組み合わせた治療法です。
当院の光がん免疫治療法では、IR-783と呼ばれる光感受性物質を点滴で投与します。IR-783は近赤外蛍光色素の一つで、がん細胞に集まりやすい性質があるので、がん細胞に光に反応する「目印」をつけることができます(当院ではナノ粒子化したIR-783リポソームを使用し、正常な細胞への影響に配慮しています)。
その上で患部に近赤外線のレーザーを照射すると、IR-783が発熱や光化学反応を起こし、がん細胞にダメージを与えることができます。このプロセスを繰り返すことで、がん細胞の減少や増殖の抑制につながると期待されています。
この治療のもう一つのメリットは、局所治療にとどまらず、自身の免疫反応への影響が期待できる点です。
破壊されたがん細胞から放出された「がん抗原」を周囲の免疫細胞がキャッチすると、ほかの転移したがん細胞にもダメージを与える効果が見込まれています。
つまり、正常な細胞へのダメージは抑えながら、免疫機能に着目した治療法として期待されているのです。
治療の流れ
-
診察・
適応審査 現在の病状やこれまでの治療経過を確認するとともにお話をうかがい、光がん免疫治療法が適応となるかどうか、また期待できる効果について医師が詳しくご説明します。
-
薬剤の投与(点滴)
がん細胞に集積する性質を持つ成分(IR-783リポソーム)を点滴または腹腔内投与します。成分ががん細胞に十分行きわたるまで、半日以上の待機時間を設けます。
-
光照射
患部へ週1~2回、レーザーを照射します。なお、照射する回数や頻度は体調や病状によって異なります。
-
経過観察・
アフターケア 治療後の反応を確認し、定期的に検査を行いながら効果を確認します。
当院の診療の特徴・方針
当院では、患者さんお一人お一人の状態やご希望を大切にしながら、複数の治療選択肢を丁寧にご説明しています。光がん免疫治療法についても、その特徴やほかの治療法との違いをわかりやすくお伝えし、ご納得いただいた上で治療方針を決定いたします。
現在の主治医から紹介状(診療情報提供書)をいただければ、よりスムーズな連携が可能です。患者さんに安心して治療に臨んでいただけるよう、これからも十分な情報提供とサポート体制の充実に努めてまいります。
- 光がん免疫治療法は自由診療です。
レーザー治療1コース:330,000円(税込) - デメリット・リスク
- 治療効果には個人差があり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。がんの病期や全身状態によっては、治療をお受けいただけない場合があります。標準治療を代替するものではありませんので、現在の主治医にもご相談をおすすめします。
- レーザーの光で網膜が損傷する恐れがあるため、治療中はサングラスを着用してください。ホクロや髪の毛などにレーザーを照射すると火傷する場合があります。治療後に発熱や腹痛を生じた場合は、解熱鎮痛剤をお使いいただけます。
- 治療期間・回数:病状、照射部位、全身状態などにより異なります。
入手経路、国内の承認医療薬等の有無
- 当院の光がん免疫治療法に使用している光感受性物質(IR-783)はセルメディカ社の製品であり、がん治療目的としては国内では承認されていません。当院の責任にて管理・提供しているため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
- 光線力学的療法(Photodynamic Therapy:PDT)として国内承認済の医薬品には、ルフィマーナトリウムなどがありますが、光がん免疫治療法において、同一の性能をもつほかの国内承認医薬品はありません。
諸外国における安全性に係る情報
IR-783を用いた光がん免疫治療法については、研究・開発段階の報告が中心であり、標準治療として広く確立されたものではありません。